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小矢部市・子撫川ダム湖の島訪問記

写真撮影・平成19年9月
記事作成・平成28年4月
「湖水の島」コレクションの協賛企画です。

地名コレクションには「湖水の島」コレクション、と言うコレクションがあります。地名コレクションのコーナーで地名以外のものもコレクションするのにゴーサインを出した嚆矢と言えるコレクションで、文字通り「湖に浮かぶ島々をコレクション」したものです。
さて、その「湖水の島」なんですが、洞爺湖の中島、屈斜路湖の中島、琵琶湖の竹生島沖島、中海の大根島などのメジャーどころもあれば、「え、こんなところに島なんかあったんか?」と言うようなものもけっこう見られます。特に、山中のダム湖の思わぬところにポコッと島があったりするんですよね。なかなか奥が深いです。
さて、今回ご紹介する子撫川ダムの島ですが、たまたま地図を見ていて見つけたものです。ところが、地図によって島のように描かれていたり、岬状だったり、何だかよく分かりません。
 地理院地図MapionMap FanGoogle Map
なぜこんな事になっているか?ですが、航空写真を見るとどうも島の北側の水深が比較的浅いため、渇水時には島が陸地と繋がってしまう可能性があるため、と思われました。それでも、国土地理院の地図では島として書かれているので島で良いのでしょう。
で、現場も見に行ってみた訳です、が…

子撫川ダム

(写真1)子撫川ダム

(写真1)子撫川ダム。(撮影ポイント)
子撫川ダムはご覧の通りのロックフィル式ダム。ダム湖は写真奥の方に延びているのですが、ダムから上流の川は元々曲がりくねっていたようで、ダムからは島は見えませんでした。

(写真2・上)子撫川ダムの案内板 (写真2・中)子撫川ダムの案内板(地図の拡大) (写真2・下)子撫川ダムの案内板(説明文の拡大)

(写真2)子撫川ダムの案内板。(撮影ポイント)
ダムの西側が公園として整備されており、そこにこの案内板がありました。
案内板の地図には「島」は書かれていません。まぁ、ダムの左手に書かれている岬状の地形が実際よりもあっさり書かれている(実際はもっと細長くダムの方に延びている)等々、厳密さはあまり期待しない方が良いのかもしれません。
そして、由来を読むと、ダム付近の子撫川は子撫川はもともと湾曲したようです。なので、ダム湖も入り組んだ形になっている訳ですね。

子撫川ダムの「島」

さて、この後は島に近いダム湖の北側へと回ったのですが、実際に島を見るまでには一苦労しました。なぜかというと…

(写真3)子撫川ダム湖北側道路から島のある方?を見る

(写真3)子撫川ダム湖北側道路から島のある方?を見る。
実は子撫川ダム湖の北側は道路とダム湖の間が木々で遮られていて、湖面がほとんど見えなかったのです。辛うじて湖面が見えるところもこの程度。(ちなみに、写真を撮影してからかなり経っており、現地の草木は様子が変わっているため撮影ポイントの特定ができませんでした。なので、この写真以降の撮影ポイントは省略)

(写真4)子撫川ダム湖北側某所

(写真4)子撫川ダム北側某所。
それでもあきらめきれずに子撫川ダムの北側道路を行ったり来たりしていると、ふと気になるところを見つけました。ここがその場所なのですが…一見単なる草藪のようですが、まん中の草がちょっと引っ込んだところをのぞき込むと…

(写真5)獣道?発見

(写真5)獣道?発見。
写真4の気になった辺りをのぞき込むと、予想どおり獣道らしきものがありました。下に続いているようでしたので下りて行って見ると…。

(写真6)子撫川ダム湖の北側湖岸

(写真6)子撫川ダム湖の北側湖岸。
獣道は湖岸まで続いていました。おそらく、釣りをする人が入っていった跡なのでは無いか?と思われました。

(写真7)子撫川ダム湖の島

(写真7)子撫川ダム湖の島。
写真6から更に湖岸まで進むと、そこは島の真正面でした。
島はそこそこの高さがあります。木の生え方を見ると、現在の水位がおおむね通常の水位のようです。国土地理院の地図の基準では確かに島として書かれていて不思議でない状況でした。(逆に、地続きに書いてある地図サイトの基準がどうなっているのか気になる)

反対側の様子も気になるものの

と言う事で島を見ることができた訳ですが、撮れた写真は一方向からのものだけ。反対側の様子も気になるところですが…写真2の案内板には対岸にも道が書かれていたのですが、よくよく見ると「遊歩道」とある。島が見えそうな位置まではそこそこ距離がありそうでしたし、当日は割と軽装でしたので、反対側からの撮影は断念しました。ちょっと心残りではありましたがやむを得ません。
そして…本稿を書くにあたり、その「対岸にある遊歩道」の入口の様子をストリートビューで確かめてみました。するとこんな感じでして…入口からして完全に薮状態で、全く整備されている様子がありません。おそらく、訪問当日に「反対側も行って見よう」と思い立っていたとしても、ここの様子を見てあきらめたと思います。