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文京区・湯島天神の男坂と女坂訪問記

写真撮影・平成16年10月、平成17年10月
記事作成・平成17年9月、追記・平成25年11月
「男と女」コレクションの協賛企画です。

少し高いところに神社やお寺がある場合、よほど小さいところでなければ拝殿や境内に向かう坂が何本か有ることが多いと思います。
そう言った場合、一番急な坂(多くの場合、正面にある坂)が「男坂」、少々横手にある長めで緩い坂が「女坂」と呼ばれていることが多々見られます。
ここでは、東京都文京区湯島・湯島天神にある「男坂」「女坂」(別名「天神男坂」「天神女坂」をご紹介します。

湯島天神の境内から見た「男坂」と「女坂」

(写真1)湯島天神の境内

(写真1)湯島天神の境内。(撮影ポイント)
神田明神の方から清水坂をえっちらおっちら登ってきて、表鳥居(銅鳥居)をくぐってすぐのところで写真を撮っています。だいたい北に向いてます。
正面が拝殿、右手に屋根だけ写っているのが宝物殿です。そして、拝殿と宝物殿の間、写真右手(東方)に石畳が延びていますね。その先にも鳥居があり、さらにその向こうに男坂・女坂が控えています。

(写真2)湯島天神の男坂(上から撮影)

(写真2)湯島天神の男坂(上から撮影)。(撮影ポイント)
鳥居からまっすぐ正面(東向き)に控えております。急です。見るからに急です。手すりもありますが、非常に恐ろしげです。
とりあえず写真を撮っている間はこちらから登り降りする人はいませんでした………。

(写真3)湯島天神の女坂(上から撮影)

(写真3)湯島天神の女坂(上から撮影)。(撮影ポイント)
鳥居をくぐった左手(北向き)に延びています。
傾斜が緩く、踊り場(と言うには長いか)もあります。そのため、手すりは設置されていません。
こちらはご覧の通り地元の人が登り降りしていました。

さて、管理人はこのあと上野公園へと向かったのですが、どちらから下に降りたかというと…ご想像の通り、女坂の方を降りました。そりゃ、楽な方を降りますわ…

下から見た「男坂」と「女坂」

さて、1回目の訪問は上からの写真のみとなってしまったので、下からの写真も欲しいなぁ…と考えていたら、約1年後にその機会を作ることができました。

(写真4)湯島天神の男坂(下から撮影)

(写真4)上・湯島天神の男坂(下から撮影)。(撮影ポイント)
上から見た時ほどはきつさを感じない…気がします。
男坂の右手にはお地蔵さん、左手には説明板がありました。

(写真5)「天神石坂(天神男坂)」説明板(拡大)

(写真5)「天神石坂(天神男坂)」説明板(拡大)。(撮影ポイント)
説明板では「天神石坂」を坂の名としており、「天神男坂」は別名扱いされています。
しかし、ネット検索してみると「天神石坂」より「天神男坂」の方が検索件数が多いことから、男坂の方が通用しているのではないか…と考えられます。
この説明板を読むと、男坂が生活道路としても重要な道であったことがうかがえます。

(写真6)湯島天神の女坂(上から撮影)

(写真6)湯島天神の女坂(上から撮影)。(撮影ポイント)
女坂の方は、下から見た方が長さを感じる…気がします。
左手の立て札には「女坂」とだけ書かれており、説明書きのようなものはありませんでした。そして、この写真には入りきらなかった女坂の右手には…。

(写真7)「おんな坂」碑

(写真7)「おんな坂」碑。(撮影ポイント写真6と同じ)
女坂登り口の右手には歌手・原田悠里氏のシングル「おんな坂」発売を記念して建てられた石碑が建てられています。「おんな坂」の文字は北島三郎氏が揮毫しています。
なお、女坂の方には説明板のたぐいは無かった…はず。

と言うことで湯島天神の男坂と女坂、それぞれ上から見たところと下から見たところをご紹介しました。
これで一段落…と思いきや、本稿加筆の際にいろいろ調べている中で湯島天神の境内の北側(拝殿の裏側)にあるもう一つの石段が「天神夫婦坂」と言うらしいことを知りました。もし次に行く機会があればそちらの写真も写してきてさらに加筆したいところですが、いつの日になるやら…