夢香山物見櫓>地名コレクション訪問記>氷見市・十二町潟横断橋訪問記

氷見市・十二町潟横断橋訪問記

写真撮影・平成19年5月、平成28年1月
記事作成・平成28年3月
「斜張橋」コレクションの協賛企画です。

氷見市にある十二町潟には湖を横断する橋「十二町潟横断橋」が架けられています。インターネットでその橋梁形式を調べると「斜張橋」である、とでてきますが、他の斜張橋と比べるとかなり形が異なっています。一般的な斜張橋は背の高い橋柱から斜めに張られたケーブルで橋桁を支えている百聞は一見にしかず、と言うことで写真をご覧下さい。

現地訪問1回目

(写真1)十二町潟横断橋・北側から撮影

(写真1)十二町潟横断橋・北側から撮影。(撮影ポイント)
橋の全体を入れ損ねましたが、全体像は大体こんな感じ。普通の吊り橋っぽくも見えるのですが、橋柱間を結んでいるワイヤーはあまりテンションがかかってない感じで、ピンと張っているのは支柱から斜めに延びているワイヤー、と言うところを見ると斜張橋と言うことになるのでしょうか。

(写真2)十二町潟横断橋・北側からの拡大写真

(写真2)十二町潟横断橋・北側からの拡大写真。(撮影ポイント)
元々は噴水を写すつもりで撮ったものですが、写真1よりも橋柱が大きく写ってました。ワイヤーは橋柱と橋桁を結んでいるものもありますが、橋柱の横棒?と土台付近を結んでいるものや橋柱と橋柱を結んでいるものなどいろいろあり…訳が分かりません。橋の構造的に効いているワイヤーとそうで無いワイヤーがあるのでしょうが、管理人は力学関係が全くダメでして…どーなってるのか教えて偉い人。

現地訪問2回目

で、実は最初の訪問時に横断橋を写した写真はこの2枚だけ。その時は橋はあくまで十二町潟の写真の一部、と言う意識でした。ところが、地名コレクションのコーナーに「斜張橋」コレクションがリリースされたことから斜張橋としては変わり種であるこの橋を紹介したくなった、でも写真が少ない…遠くの物件ならここであきらめるところですが、幸い氷見市には1時間前後あれば行ける所なので、思い立ったら何とやらで行ってきました。

(写真3)十二町潟横断橋・北北西側から撮影

(写真3)十二町潟横断橋・北北西側から撮影。(撮影ポイント)
橋に正対する位置で写してみました。こう見ると吊り橋っぽくもあります。橋の目の前にある石碑っぽいものが気になりますね。

(写真4)十二町潟横断橋の説明板

(写真4)十二町潟横断橋の説明板。(撮影ポイント)
石碑状の構築物には金属板が貼り付けられています。この位置でこの作り、これは橋の説明板でした。元々は黒色で字が書かれていたようなのですが、残念ながらほとんど消えてしまっています。ただ、大体の場合は字の部分の色が消えていても軽く凹んでいるので、目を良ーく凝らして見てみれば読めるはず。

(写真5)十二町潟横断橋の説明板・拡大

(写真5)十二町潟横断橋の説明板・拡大。(撮影ポイントは写真4と同じ)
説明板に書かれた文章の中に「基本形式は斜張橋ですが」という部分を発見。「ですが」となっている事から、特殊な作りの斜張橋だと言うことは間違いないようです。ちなみに、全文読んでみようとしたのですが、当日は小雨が降っていたため説明板の上には部分的に水滴が乗っており、写真ではどうしても読めない部分があり断念(フォトレタッチソフトでいろいろ加工してみたけどやっぱりダメでした)。雨の降ってない時を見計らってもう1回行ってこないとダメかなぁ。

(写真6)十二町潟横断橋の橋柱と橋脚を結ぶケーブル

(写真6)十二町潟横断橋の橋柱と橋脚を結ぶケーブル。(撮影ポイント)
橋脚と繋がっている橋柱から伸びているケーブルのうちの一本は、陸側にある別の橋脚と繋がっています。

(写真7)十二町潟横断橋の橋柱と橋桁を結ぶケーブル

(写真7)十二町潟横断橋の橋柱と橋桁を結ぶケーブル。(撮影ポイントは写真6と大体同じ)
今度は橋柱と橋桁を繋ぐケーブルの写真を、と思ったら…今イチ良い写真が無い(涙)これなら何とか…と思った写真もピントはもっと手前のほうに合ってて肝心の所は惚けてるし、そもそも暗いし…苦し紛れに該当するケーブルに印を付けてみましたが、却って見にくくなったかも。
ちなみに、橋のまん中にも橋柱があって垂直に張られたケーブルで橋桁と繋がっていますが、これらの橋柱は橋桁には繋がっていますが土台とは繋がっていません。そうすると、そっちのケーブルは橋桁を吊すというよりは、橋桁のゆがみを押さえるような事を狙っているのでしょうか?

(写真8)十二町潟横断橋の橋桁とケーブルが接続されている付近

(写真8)十二町潟横断橋の橋桁とケーブルが接続されている付近。(撮影ポイントは写真6と大体同じ)
斜めのケーブルは橋桁に直接接続されていますが、垂直なケーブルは橋桁に固定されたパイプに繋がってますね。そして別途パイプと橋桁がワイヤーで繋げられています…けっこう手が込んでますね。

(写真9)十二町潟横断橋の上からケーブルと土台の接続部を見る

(写真9)十二町潟横断橋の上からケーブルと土台の接続部を見る。撮影ポイント)
今度は橋の上に移動して撮影。ケーブルと土台の接続部がはっきり分かります…ついでだからアップも撮影しておけば良かった。

(写真10)十二町潟横断橋の上からケーブルと橋桁の接続部を見る

(写真10)十二町潟横断橋の上からケーブルと橋桁の接続部を見る。(撮影ポイントは写真9と同じ)
同じく、橋の上から見たケーブルと橋桁の接続部。橋柱と橋桁を繋ぐケーブル、かなりテンション高そうです。やはり橋の支えの要、と言うことでしょうか。

(写真11)十二町潟横断橋・南南東側から撮影

(写真11)十二町潟横断橋・南南東側から撮影。(撮影ポイント)
橋の反対側まで来ました。こちら側は説明板等は無し。

(写真12)十二町潟横断橋・南西側から撮影

(写真12)十二町潟横断橋・南西側から撮影。(撮影ポイント)
十二町潟の南岸側から写した写真ですが…一番要のケーブルが背景のお山の色に溶け込んでしまい、よく見えない状態。斜めのケーブルの様子を見ようと思ったら、北岸のなるべく下流側から写すのが良さそうな感じです。

と言うことで、2回目の訪問でいろいろと写真を撮って見ました。説明板に斜張橋とありましたので斜張橋で良いのでしょうが、素人目で見る限り吊り橋っぽい部分も有り、エクストラドーズド橋っぽい部分も有り…な気がするのですが、具体的なところはどうなんでしょう?教えて偉い人。